My Daily Commitment 366days (2011-2012)
You can see the project on my Flickr page too. I am uploading every day.
366days photo
In my first project I took a picture of a scene from the same vantage point, every day for the whole year. Through this practice, not only did I regain my confidence but also I could test my ability to keep a promise I had made to myself. I also developed my creativity when I realized that in order to find something interesting or to achieve even simple happiness, I have to make a continuous effort.
2011-2012年、私はイギリススコットランドの首都エディンバラに滞在していました。
その時のプロジェクトで毎朝9時に同じ場所から丘を撮影するということを約1年続けました。
始めた背景にはふと自分の今までの人生を思い出した時、
私は一体何をしてきたのか、東京での朝の満員電車、会社勤め、毎日何かしていたけど、なんだか何も記憶がないような。あえて自分で決めた規則
を意識的に行う事で何かが変わるかもしれない、と何も根拠もなく始めた作品。しかしこの1年間続けた作品から得たことは予想以上に多く、『毎日』を生きる自分なりの哲学のようなものを学べた作品です。何でも、どうでも良い事でも、なんでもいい、ひとつ『続ける』と自分への信頼感のようなものが生まれるのかもしれません。もしこの作品を見てくださった方がこれをきっかけに何かを始めるとしたら、何を始めるでしょう…….?
In my first project I took a picture of a scene from the same vantage point, every day for the whole year. Through this practice, not only did I regain my confidence but also I could test my ability to keep a promise I had made to myself. I also developed my creativity when I realized that in order to find something interesting or to achieve even simple happiness, I have to make a continuous effort.
2011-2012年、私はイギリススコットランドの首都エディンバラに滞在していました。
その時のプロジェクトで毎朝9時に同じ場所から丘を撮影するということを約1年続けました。
始めた背景にはふと自分の今までの人生を思い出した時、
私は一体何をしてきたのか、東京での朝の満員電車、会社勤め、毎日何かしていたけど、なんだか何も記憶がないような。あえて自分で決めた規則
を意識的に行う事で何かが変わるかもしれない、と何も根拠もなく始めた作品。しかしこの1年間続けた作品から得たことは予想以上に多く、『毎日』を生きる自分なりの哲学のようなものを学べた作品です。何でも、どうでも良い事でも、なんでもいい、ひとつ『続ける』と自分への信頼感のようなものが生まれるのかもしれません。もしこの作品を見てくださった方がこれをきっかけに何かを始めるとしたら、何を始めるでしょう…….?
My photo journal project Obsessive Life Log
異常なる生活記録
My work is inspired by ordinary aspects of daily life and memories of these experiences which I record every day. (November/2012-2013)
I deliberately turned this activity into my routine work to try to see something different through doing the same every day. I hoped to notice in these small daily routines how I myself am gradually changing.
Having completed the project, I started recording my daily life with photographs and a written life log in order to see what I am doing, thinking and feeling on an ordinary day. Even if each day seemed to be almost the same, I learnt to appreciate the beauty of ordinary life and fleeting moments.
Then, the process of editing photographs and making books was also important to me because while making them, with each photograph I recalled a sense of past memories and I felt as if I was talking to myself in the past. This project has become a source of my constant inspiration for new ideas.
please click "book page"
この作品は2011-2012年にかけて行った“My daily commitment 366days" からの延長でできた作品。
自分が毎日見ているもの、行動、をとにかくカメラで記録し、そしてその写真の中から12コマを選び A4 の紙に翌日まとめる、という作業を2012年から
続けています。(2013年3月現在も継続中)
〜誰もが体験している日常だけど、誰もそんなの記録しない写真〜
朝起きてカーテンを開けて天気を見る、お茶を入れる、出かける準備をする、通勤、通学をする、食事する、家に帰る。
『わたしの毎日はなんて同じでつまらないんだ』とは誰もが一度は思う事では? 私はその一人で、そのような何かから抜け出したい気持ちから『では、昨日、何をした?』と自問自答していると、大まかには答えられてもその詳細、思った事、感じたことまではよく覚えていことに気づき。ただただ、流れていく日々をどうしたらもっと実感できるか? 意識して生きれるか? というアイデアからできた作品。そして気づいた事は、『つまらない』と言いつつも私には『ルーティーン、日課』が必要で全くの『自由』はむしろ虚無や孤独感の波が押し寄せてくる一。そのルーティン生活の中、同じような日々でも写真や文で記録をしてみると小さな違いや自分の思考や感情の一つで日々が違うように見えたり、それはもしかしたら錯覚かもしれませんが。私(私達)はそんな曖昧な世界に生きているのかもしれないと強く感じさせてくれた作品でした。それならば日常は強くも、弱くも、美しくも、激しくも、怠惰にも、自分次第で変わるものなのでしょう。
〜本作りを通して〜
この編集した写真を私は小さな本という形で作品にしました。その制作の際に写真をみていると、まるで過去の自分と対話をしているようでした。
これはやった本人にしか分からない事だとは思いますが、あの時の自分はこんなことを考えてた、こんな話を友人とした、落ち込んでた、不安だった、楽しかった、やる気が出た。過去をこのような形でみると自分は少しでも前に行っているという事が実感できます。過去から学び、未来へ活かし、集中して今を生きる、という言葉が心で納得できた気がします。